高鍋町の株式会社山口鉄工建設(山口順一代表取締役)は、１０月３０日に同社工場で「筋金入コンサート」を開催した。県内各地から参加した１０組のバンドがステージ上で演奏を行ったほか、敷地内には県内外から人気の名車・単車が勢揃い。多数の地域住民らで会は終日、賑わいを見せた。
ことしで１２回目を数える同社の筋金入(すじがねいり)コンサートは、現在地への社屋移転に伴い、新たな所在地や仕事の内容を広く知ってもらおうと開催したのがきっかけ。現在では、欠かすことのできない毎年恒例のイベントとして、地域住民や関係者に喜ばれている。
入口付近に設置されたパネル展では、木造アパートや店舗改装、住宅リフォーム、鉄骨造のビルドインガレージの施工事例、鉄工部の耐震ブレス、設備部の上下水道施設などを写真で紹介。また、昨年１２月にオープンした参加型キッチンスタジオ「Ｃｏｎｆｏｒｔ(コンフォール)」の模様も紹介した。
ステージ上では、おやじバンドや子育て世代、高鍋高校吹奏楽部ＯＢで結成するバンドなど１０組が、懐かしい青春時代の名曲やロックンロール、津軽三味線、ベリーダンスなどを披露。山口社長もステージに登場し、鉄工をテーマとした替え歌を披露して、会場を大いに沸かせた。
このほか、フォルクスワーゲンやハーレーダビッドソン、ホンダ、カワサキなど人気の旧車・単車のオーナーが自慢の名車を展示し、イベントに華を添えた。山口社長は、多くの来場者や協賛企業に対して感謝の意を示すと共に、「皆で協力しながら地域を盛り上げていきたい」と話す。