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建築の提案にVRを新規導入  CGパース制作のCG工房

建築CGパース制作などを行う株式会社CG工房(岩切崇徳代表取締役・宮崎市)は、「VR(ヴァーチャルリアリティ・仮想現実)」システムの導入を開始した。VRは、映像や音響を使い、現実の世界に限りなく近い環境を人工的に作り出す技術。自社オリジナルのVRコンテンツを制作し、新築や改修を計画する建築物件の提案などで今後積極的に活用していく。

 同社では、建築物の完成CGパースなどこれまで手掛けた豊富な制作実績のもと、精錬されたCGノウハウを蓄積。VRで必要となるCGコンテンツを自社制作できる強みを活かし、住宅、マンション、公共施設などあらゆる建築分野において、静的なCGに加え、動的なVRをミックスさせた提案を行う。

 岩切社長は「臨場感溢れる映像をVRでぜひ体感してもらいたい。体験してもらうことでこれまでになかった実際と同等レベルの世界をイメージできる。建築分野のみならず、様々な分野で広く活用してもらえれば」と話す。

 同社では現在、事務所の一部を開放しVR無料体験コーナーを設置するとともに、VR提案のモニター企業を募集している。問い合わせは、株式会社CG工房・電話0985-27-0060番(総務部)まで。