一般社団法人宮崎県警備業協会は15日、宮崎県技能検定センターで「交通誘導警備業務2級特別講習事前セミナー」を開催した。県内各地から警備業従事者47人が参加し、交通誘導警備業務に必要な関係法規や基本動作などを熱心に学んだ。
交通誘導警備業務2級検定は、工事現場等で交通事故の発生を警戒・防止する業務を実施するために必要な知識と能力を問うもの。5月に行われた特別講習では、受講者51人中26人(51%)が合格するなど、大きな成果を上げている。
15日に行われたセミナーでは、交通誘導業務を適切に遂行するために必要な法令等について熟練講師から説明があったのち、6つのグループに分かれて交通誘導警備業務に必要となる基本動作のほか、大旗を使用した基本の合図について指導がなされた。
受講者一同は、指導されたことを体に叩き込むように、一連の動作を確認しながら繰り返していた。主任講師を務めた歌津氏は、「事故を起さないことを第一に考え、一人でも多く合格できるように、しっかりと指導をしていきたい」と話した。