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小学生に建設事業の必要性など説明 宮崎県北法人会と建和会

 公益社団法人宮崎県北法人会日向支部青年部会(内山雅仁会長)と日向市建和会青年部(岩本倫尚部長)は6日、日向市立富高小学校の6年生とその保護者を対象とした租税教室に伴う現場見学会及び体験学習を開いた。日曜参観の一環として、子供達に税金の仕組みなどを教えると共に、建設事業の必要性や建設技術の面白さなども伝えた。

 日向市役所体育館で行われた租税教室では、宮崎県北法人会日向支部青年部会の内山会長が税金の意義や役割りについて説明。続いて、日向市新庁舎の建築主体工事を施工している熊谷・坂下・辰建設工事共同企業体の担当者が、新庁舎の概要や施工進捗状況、免震構造の仕組みなどについて説明を行った。

 トーク交流コーナーでは、講師として招かれた元日本建築学会長の和田章氏と新庁舎の設計を担当した内藤廣氏が、免震構造や建築技術を分かりやすく解説したほか、児童から寄せられた質問にも丁寧に回答した。その後、新庁舎の施工現場に移動し、担当者の説明を聞きながら実際に現場を見て回った。

 見学会終了後には、富高小学校で記念に残る地先ブロックの製作に挑戦。建和会の青年部員の指導の下、生徒達は協力しながら生コンを流し込むための型枠を作成し、自らセメントを練り混ぜて、作成した型枠に流し入れた。完成した地先ブロックは日向市駅前のポケットパークに設置される予定だ。

 参加した生徒は「新庁舎は沢山の人が係わって作っていることが分かった。思っていたより大きくて驚いた。できあがるのが楽しみ」「ブロックを作るのは難しいと思っていたが、親切に教えてもらいながら作ることができたので楽しかった」などと話した。

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