独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催する「経営者のための事業承継セミナー」が、１１月８日に宮崎市のＫＩＴＥＮビル・コンベンションホールで開催される。時間は１４時～１７時。参加無料。受講申し込みをＦＡＸやホームページで受け付ける。
中小企業及び小規模事業者の後継者に関しては、候補者はいるが決定していないとする経営者が多く見られるが、後継者の育成には５～１０年の期間が必要と言われ、事業承継に関する計画的な取り組みは、早期に着手すべき問題といえる。
事業承継が円滑に進まなければ、経営者やその親族だけではなく、従業員の生活や取引先との関係等、地域社会にも大きな影響を及ぼす問題となることから、中小企業基盤整備機構では、当該セミナーを全国各地で開催している。
セミナーの第１部では経営者交代時の課題とその対応、国の支援施策や相談窓口などについて説明し、第２部では後継者不在等で事業を第三者に承継する際の支援に関する取り組みなどを紹介する。講師は公認会計士・税理士の芦沢亮介氏が務める。
受講希望者は同機構の専用ホームページから申し込むか、所定の申込書に必要事項を記入し、ＦＡＸで申し込むこと。問い合わせ及び申し込み先は、事業承継セミナー事務局(電話０３－３４７０－０５７７、ＦＡＸ０３－５４１３－０５５４)。