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ビルマルやLED照明テーマに 設備設計事務所協会が研修会

 一般社団法人宮崎県設備設計事務所協会(岩満国弘会長)は17日、宮崎市内で平成28年度の「建築設備設計研修会」を開催した。新たな知識の習得や技術力の向上を目的に開催したもの。研修会には、会員企業の技術者や宮崎県の関係者ら約40人が参加し、ビル用マルチエアコンや災害対応LED照明等の最新技術について学んだ。

 研修会では始めに岩満会長と宮崎県県土整備部営繕課の横山浩二課長補佐が挨拶。その後、ダイキンHVACソリューション九州の担当者が、ダイキン社製ビル用マルチエアコンに於ける実測データの検証結果を示し、優れた省エネ技術を有していることを説明すると共に、新型モジュールチラ―に於ける変更点やメリットなどを紹介した。

 一方、「LED照明防災システム」をテーマに講演した共立電照は、降雨・砂塵・寒暖等の厳しい環境下でも優れた耐久性を発揮するソーラー充電式LED照明灯「恵みの光」、有事の際に自動車バッテリーから給電できるLED照明灯「防災ポール」の特長を紹介。全国各地の道路や防災拠点施設で多数の導入実績があり、場所や用途等のニーズ、10年間の製品保証等に対応していることを説明した。

 研修会ではこのほか、宮崎県県土整備部営繕課との意見交換も行われ、参加した会員企業の代表らが営繕課の担当者と活発に意見を交わした。

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