西都地区の土木の日イベントは10日、西都市立穂北小学校で行われた。同校の5年生28人を対象に、土木を学ぶ出前講座やふれあい体験が催されたほか、建設関連団体の職員が多数参加し、校内の環境美化奉仕作業に取り組んだ。
西都土木事務所の担当者は、土木の仕事や現場で使う重機を紹介し「土木で働く人達は大きなモノを造るプロ選手である」と説明。土砂災害の模様を撮影した映像や模型を用いての説明では、生徒達が驚きの声を上げ、土木の重要性を感じ取っていた。
ふれあいイベントでは、発泡スチロールのパーツを組み立ててアーチ橋を造り、その上を渡る生徒達から大きな歓声が上がった。測量教室では、トータルステーションの仕組みや役割について学び、距離当てクイズなどに挑戦した。
一方、校内に於いては、関係団体の職員が築山盛土やグラウンド整備、樹木選定などの環境美化奉仕作業に汗を流した。
▽参加団体=西都土木事務所、西都市、西都地区建設業協会、西都地区建築業協会、西都測量設計業協会、西都造園工事組合、西都電気工事業協同組合。