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日向市キャリア教育支援センター 延岡工高の女子生徒が現場見学

 学校と家庭、地域、企業をつなぎ、小中高を見通した子供達のキャリア教育を支援する日向市キャリア教育支援センター(水永正憲センター長)は、県立延岡工業高等学校の生徒を対象とした見学会を3月7日に開いた。

「地元企業の魅力発見」をコンセプトに、土木科と生活工学科の女子生徒9人が建設現場を訪ね、土木への知識や見識を深めた。

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 企業の本社や現場を見学することで、社風や企業理念を学ぶと共に、地元企業の魅力を発見し、今後の学校生活に活かすことを目的に初めて開催されたもの。進路意識や学習意欲を深める一助とし、諸先輩の働く様子を見学することで、高校生と社会人の違いに気付き、先輩の成長の証を発見する。

 見学会は、日向市の旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役社長)が市内で施工する「富高川河川災害復旧工事」の建設現場で開催。同社の本田耕一現場代理人が工事概要について説明を行い、ドローン事業部の松田光代氏がドローンの活用状況等を紹介したのち、護岸復旧作業の模様を見学した。

 その後、生徒達は旭建設の本社に移動。同社の黒木社長が「人々の生活や命を守り、快適で安全・安心な生活を送れるようにすることが我々の仕事」と建設業の魅力を紹介し、「社会人になった時に学校で勉強したことを発揮できるよう、高校生活を楽みながら、一生懸命頑張って欲しい」とエールを贈った。

 講話では、工事部の松本拓也氏、アセットマネジメント部門長の岡田久美子氏、ドローン事業部の松田光代氏が仕事や土木の魅力などについて講演。岡田氏は「土木の仕事は使命感と達成感が得られる魅力的な仕事。やる気があれば男女に関わらず活躍できる」と話し、将来的な建設業への入職に期待を寄せた。

 参加した生徒達は「建設業のイメージが変わった」「建設業の仕事を知って興味がわいてきた。進路選択の一つになった」などと話し、土木に対する理解と興味を深めていた。