旭建設株式会社は6月1日、宮崎県の「企業協働河川アダプト制度」に基づき、日向市の塩見川で河川ボランティア活動を行った。同社社員や日向土木事務所の職員ら44人が参加し、河川敷の美化清掃作業に汗を流した。
県が管理する河川のボランティア活動(アダプト活動)を実施し、官民協働による河川管理の推進と良好な河川環境の維持向上を図るもの。除草や清掃・美化活動、河川管理施設等の情報提供等に協力する団体や企業を認定する。同社の活動は今回で14回目。
作業当日、開始式で挨拶した川口正規常務は、「怪我等に気をつけて、安全第一で作業に取り組んで」と呼び掛けた。岩元保彦営業部長が注意事項等を説明し、3つの班に分かれ作業を開始した。
参加者は塩見川左岸側河川敷の縁開橋から中原橋までの約500m区間で、散歩を楽しむ歩行者の安全に配慮しながら、草刈り機や重機、リモコン草刈り機を使って、生い茂った雑草を除去・集積し、周囲のゴミ拾いも行った。
日向土木事務所の藤本国博河川砂防課長は、同社のアダプト活動に感謝の意を示し、「今後も活動を継続してもらいたい」と話した。