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延岡建協建築部会が就業体験協力

 宮崎県立日向工業高等学校が実施しているインターンシップで、延岡地区建設業協会建築部会(髙見芳忠部会長)は10月16日から18日にかけて、建築科2年生の生徒11人を受け入れた。生徒達は、管内の設計事務所や協会員の事業所等を訪問し、仕事の内容や魅力、現場見学等を通して建築業に対する理解を深めた。

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 初日の16日には、タカラスタンダードのショールームやのべおかwaiwaiアリーナ、施工中の西階公園野球場施設整備事業建築主体工事の現場を見学した。

 タカラスタンダードのショールームでは、鹿児島支店延岡営業所の戸高和也氏が最新のシステムキッチンやシステムバスの機能などを説明。参加した生徒は、最新の設備を楽しみながら体感した。

 また、吉原・上田・川口特定建設工事共同企業体が施工する西階公園野球場の現場では、延岡市教育委員会アスリートタウン推進課の中島弘貴主任主事が事業概要を説明。3年後の国スポ・障スポの開催に向けて整備を進めていることを紹介し、延岡市の活性化にもつなげたいと話した。

 同じく建築住宅課の中川翔氏が工事の概要や手順のほか、施工状況の写真等を示しながら、進捗状況を説明した。説明後には、土間の配筋や型枠の施工状況を見学した。このほか、今年完成したのべおかwaiwaiアリーナも見学した。

 参加した生徒は、「一つひとつ丁寧に作業を行っていて凄いと思った。建物として後世に残ることに企業の方達はやりがいを感じている。大工を希望しているので、私もそういうところを重視していきたい」などと話した。

 髙見理事は、「建築関係の企業及び会員の現場で就業体験や現場見学をしてもらうことで、建築を知り、更に興味を持ってもらうきっかけになれば」と述べ、将来の建設業への入職に期待を寄せた。