一般社団法人宮崎県電業協会西都支部と西都電気工事業協同組合は８月２３日、西都市内で公共施設の電気設備保守点検・清掃ボランティア活動を行った。活動には、両団体に所属する企業の技術者ら１５人が参加。西都市内の県営団地を対象に、共用部分の電気設備や構内外灯の点検・清掃作業に心地良い汗を流した。
両団体による点検・清掃奉仕活動は、毎年８月の電気使用安全月間に合わせて実施しているもの。今年の活動は、西都市内の県営久保鶴団地及び県営石貫団地で行った。作業当日の早朝、参加者一同は西都電気工事業協同組合に集合。作業内容や留意事項について説明を受けたのち、各班に分かれて作業を開始した。
作業では、持参した箒やウエスを使って、各団地の入口灯や階段灯、照明器具周辺にこびりついた汚れや蜘蛛の巣、埃を丁寧に除去。照明のカバーを外し、内部を綺麗に拭き上げるとともに、各灯の点灯確認も行った。このほか、高所作業車を用いた団地構内の外灯の清掃、共用分電盤の絶縁抵抗値の測定も行った。
作業で確認した設備の不具合等の点検結果は、報告書にまとめて県に提出し、各施設の適切な維持管理に役立ててもらう。奉仕活動の参加企業は次のとおり（順不同）▽緒方電気工事店▽岩崎電管工業▽日興電工▽富山電設▽南海電気サービス▽畠山電設▽甲斐電機工事▽ヒロ電巧舎▽ＨＡＭＡＳＵＮＡ Ｅ．Ｗ．Ａ―。