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延岡電気工事組合青年部

 延岡電気工事業協同組合青年部(中谷洋行部長)は3月10日、県立延岡工業高等学校の生徒を対象とした学生交流会を開催した。電気電子科の2年生40人を対象に、青年部員が体験講話を行ったほか、グループ討議を通じて生徒と意見を交わし、電気工事業や地元企業の魅力、将来の進路選択などについてアドバイスした。

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 学生交流会は、進学及び就職を控える学生の不安や悩みについて意見を交わし、魅力ある電気工事業及び地元企業をPRすることで、安心して業界に入職してもらおうと、宮崎県電気工事業工業組合の青年部協議会が主体となって、各地区で開催しているもの。

 開会式で主催者を代表して挨拶した延岡電気工事業協同組合の工藤定信理事長は、電気工事業の現状を説明するとともに、「交流会では、各テーブルで先輩方が様々な悩みを聞き、アドバイスしてくれる。これから、電気に関する勉強に励む皆さんにとって、電気業界に入職していただけるような交流会になれば」と期待を込めた。

 体験講話では、西南電気株式会社の中野賀夫氏が、電気工事業の仕事内容や入社後の体験、社会人として大切なことなどを、自身の経験を交えながら発表。現場で必要となる資格や電気の種類等を説明するとともに、学生のうちに取れる資格を取っておくこと、挨拶やコミュニケーションの大切さなどに言及し、生徒にエールを送った。

 グループディスカッションでは、生徒と青年部員が5つの班に分かれて意見を交換し、生徒達は電気工事業に対するイメージなどについて発言した。青年部員は、仕事の内容や休暇・給与等を尋ねる生徒からの質問に丁寧に回答し、自身の経験を交えながら、将来の進路の選択についてアドバイスした。

 意見発表では、各班の代表の生徒が「電気に対する考え方やイメージが変わった。自分に合った仕事ができるよう、勉強や資格取得を頑張りたい」「コミニュケーション、安全、資格の大切さを学んだ。将来に繋げていきたい」などと発表した。

 中谷青年部長は、「交流会を通じて、将来、一人でも多くの生徒が地元の電気工事士として活躍してもらえれば嬉しい。これからも、生徒の進学や就職等に積極的に協力していきたい」と話した。