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都城農業高校 建設現場を見学

 県立都城農業高等学校の農業土木課1年生を対象とした現場見学会が、10月18日に都城市内で行われた。現場見学会には、地元の建設業協会や土木事務所、市内の建設会社が協力。参加した約40人の生徒と教師が、市内で施工中の工事現場等を見て回り、建設業や地元企業に対する理解と見識を深めた。

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 現場見学会は、卒業後の生徒の進路選択の際に役立ててもらうとともに、ディスカバー宮崎インフラフォトコンテスト(主催=公益財団法人宮崎県建設技術推進機構)の作品撮影を目的に開催したもの。都北産業株式会社が施工する横市川28号樋門工事、吉原建設株式会社が施工する横市橋工区道路改良工事の現場を見学した。

 現場では、現場代理人が施設の規模や工事の流れ、進捗状況、建造物を建設するにあたって必要な資材や機材等について説明。その後、生徒達は現場を見て回るとともに、フォトコンテストのための写真撮影を行った。参加した生徒が、引率した担当者へ熱心に質問を投げかけるなど、高い関心を持っていることが覗えた。

 都北産業の担当者は、「写真撮影等も通じて、少しでも建設業界に興味を持ってもらいたい」「地道な草の根活動を継続し、入職者不足の解消に繋げていければ」と述べた。参加した生徒は、写真撮影を通じて建設業に自然と興味が湧いてきたと話し、「将来、職業を選択する際の候補として考えたい」と話した。