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宮崎県建設業協会

 一般社団法人宮崎県建設業協会は9月28日、県立宮崎農業高等学校の生徒を対象とした出前講座と現場見学会を開催した。環境工学科の2年生を対象に、建設業に関する講義と現場見学会を実施。竹之内1谷川の砂防堰堤工事や都城志布志道路の金田地区改良工事の現場を見学し、参加した生徒達は、建設業に対する理解と見識を深めた。

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 宮崎県建設業協会では、建設産業の健全な発展や担い手の確保・育成、業界のイメージアップを図ることなどを目的に、若年者入職促進や人材育成に係る各種事業を展開。県内工業及び農業高校の建設系学科に通う生徒を対象とした出前講座や現場見学会のほか、就業体験(実施主体は各地区建設業協会)に積極的に取り組んでいる。

 出前講座では、宇治橋信雄氏(有限会社宇治橋建設)と戸敷泰士氏(株式会社戸敷開発)が講師を務め、建設業に於ける様々な業種や作業に使用する重機、災害時の復興・復旧支援、地域貢献活動などを紹介。建設業のやりがいや目標達成に向けた準備の重要性を強調した。また、ベンダーを使用した鉄筋の切断や曲げ体験も行った。

 現場見学会は、宮崎県宮崎土木事務所が発注し、龍南建設株式会社(川浦幸治代表取締役)が施工を請け負う竹之内1谷川の砂防堰堤工事の現場で開催。現場担当者は、砂防堰堤を施工する目的や工事概要、施工手順などを説明した。このほか、宮崎河川国道事務所が発注した都城志布志道路の金田地区改良工事の現場も見学した。

 見学を終えた生徒の代表は、「普段の授業では接することがない作業機械や土木建造物を間近で見ることができ、将来の職業選択の良い参考になった。これからも学校での勉強などを頑張りたい」と意気込みを語った。