一般社団法人宮崎県産業資源循環協会の青年部会(長友剛部会長)が中心となり、7月13日に宮崎市の宮崎港周辺で2022年度の清掃奉仕活動が行われた。活動には、県内各地の青年部員と県央支部の会員が参加。宮崎港東地区に整備された津波避難施設(命の丘)の周辺を巡回し、投棄されていたゴミを丁寧に拾い集めた。
青年部会の清掃奉仕活動は、公益社団法人全国産業資源循環連合会の青年部協議会が提唱するCSR(企業の社会的責任)に基づき、環境月間である6月に合わせて、地域貢献の一環として九州各地区で一斉に行っているもの。新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえ、本県での今年度の活動は時期をずらして行われた。
作業当日、早朝から参加者が現地に集合。開始式で長友部会長は、安全第一の作業に加え、熱中症対策や新型コロナ対策を徹底してもらうよう呼び掛けた。参加者は3つの班に分かれて作業を開始。照りつける日差しの中、参加者は大粒の汗を流しながら、周囲に落ちていた空き缶やプラスチックなどのゴミを拾い集めた。
長年にわたる活動が評価され、18年度には公益社団法人「小さな親切」運動本部の小さな親切実行章を受章している。長友部会長は、産業廃棄物の収集・運搬・処理等を担う事業者として活動の意義を強調するとともに、参加者に対しても「地域貢献やSDGsに対する意識を高めてもらいたい」と期待を込めた。