宮崎市のコマツ宮崎株式会社(後藤健治代表取締役)は、7月20日~22日の3日間、同社工場を会場として「3Dマシンガイダンス・レトロフィットキット」の実機試乗会を開催した。新型コロナウイルス感染防止対策に充分配慮した上で、参加した県内企業に対して、個別にレトロフィットの説明を行った。
3日間にわたって行われた試乗会には、宮崎県内の特A及びAクラスを中心とした土木業者39社から計80人余が参加。同社が推奨している建設現場のDX化を推進する「スマートコンストラクション」の事業部を中心に、販売・レンタル・サービス各部門の担当者が来場者に対応した。
試乗会では、参加企業の現場担当者が、マシンガイダンスのレトロフィットが装着されたICT建機に試乗。コマツの担当者から丁寧な説明があり、参加者から多くの質問が飛び交う光景が見られるなど、盛況に開かれた。
同事業部の大元健一部長は、「コロナ禍で3年ぶりの来場型の試乗会となった。マシンコントロールよりも安価で投資しやすく、他社メーカーにも搭載できるレトロフィットをぜひ活用いただきたい。コマツ宮崎グループ全社総力を挙げて、本県の建設業界の更なるICT建機の普及促進に邁進していく」と意気込みを述べた。
ICT建機やレトロフィットに関する問い合わせ先は、コマツ宮崎株式会社(電話0985-30-1111、担当=大元まで)。