旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役)は12月3日、宮崎県の「企業協働河川アダプト制度」に基づき、日向市の塩見川で河川ボランティア活動を行った。同社社員や日向土木事務所の職員ら34人が参加し、河川敷の美化清掃作業に汗を流した。
同制度は、宮崎県が管理する河川のボランティア活動(アダプト活動)を支援し、官民協働による河川管理の推進と良好な河川環境の維持向上を図るもの。除草や清掃・美化活動、河川管理施設等の情報提供等に協力する団体や企業を認定している。
作業当日、集合した参加者一同を前に黒木社長は、「草刈りも土木の道の一つ。寒さ対策をしながら、安全に草刈りを行って」と注意を促した。その後、村川政文統轄安全衛生責任者が作業時の安全対策について、注意事項等を説明した。
参加者は、3つの班に分かれ作業手順や注意事項を確認し、塩見川左岸側河川敷の縁開橋から中原橋までの約500m区間で作業を開始。草刈り機や重機、リモコン草刈り機を使って、生い茂った雑草を除去・集積し、周囲のゴミ拾いも行った。
散歩する歩行者の安全に配慮しながら、慣れた手つきで作業を進め、終了後には雑草が生い茂っていた周囲はスッキリと綺麗になっていた。