11月18日は「土木の日」。道路や河川など社会資本整備の重要性を認識してもらうとともに、土木技術及び土木事業に対する理解を深めてもらうことを目的に、全国各地で土木に関するイベントが催されている。宮崎県内では、各地区の小学校で土木に関する出前講座や建設関連団体によるふれあい体験等が実施されている。
■ 都城地区/水道管の仕組みなど説明
都城地区の土木の日イベントは11月18日、三股町立長田小学校で行われた。同校の全校生徒59人を対象に、土木に関する出前講座や水道管の仕組みを学ぶ授業を実施。建機の試乗やドローンの操縦体験のほか、関連団体による校内の環境整備活動を行った。
出前講座では、土木が快適な暮らしや災害から命を守る安全の基盤となるインフラ施設の整備・維持管理を行っていることを説明。地元の管工事団体は、綺麗な水を家庭の蛇口まで引き込む仕組みを、鋳鉄管などを使って実演を交えながら紹介した。
ふれあい体験では、都城地区建設業協会青年部の部員とともに建設機械に乗り込んで、砂場を掘り返し、重機の迫力を体感した。高所作業車の試乗やドローンの操縦も体験した。
校内では、都城造園協同組合が体育館窓の清掃、都北舗装協会が校内通路の補修作業にそれぞれ汗を流した。
▽参加団体=都城土木事務所、都城市、三股町、都城地区建設業協会青年部、都城管工事協同組合、都城造園協同組合、都北舗装協会。