一般社団法人宮崎県造園緑地協会宮崎支部(髙野義国支部長)は10月28日、2022年度の奉仕作業を行った。約30年にわたって地域貢献活動の一環として取り組んでいるもの。宮崎支部に所属する28社から総勢40人程度が参加し、綾城周辺及び国富町八千代荘周辺で樹木の剪定作業などに心地よい汗を流した。
早朝から綾城駐車場で行われた開始式で、髙野支部長は事前準備として前日から樹木などの剪定作業に取り組んだ会員らに感謝の意を示すとともに、「怪我なく安全に作業してもらいたい」と安全第一の作業を促した。
一方で、綾町の籾田学町長は、11月に開催する綾競馬や工芸祭りに併せて、多くの観光客が見込まれることに言及。「綺麗にして快くおもてなしをしたい」と意気込みを語り、協会員へ引き続きの支援と協力を求めた。
高妻茂理事が作業手順や注意事項を説明し、参加者は各持ち場で作業を開始。綾城周辺では、樹木の剪定作業やトリーマー、刈り込みバサミを使って、剪定や薬剤散布を行った。参加者は大粒の汗を流しながら、てきぱきと作業を進めていた。
一方、国富町の八千代荘周辺では、高所作業車を使って施設周辺の庭樹などの剪定を実施した。宮崎支部ではこのほか、夏期に清武町役場周辺の河川敷で除草作業も実施している。