一般社団法人宮崎県造園緑地協会(松浦龍次郎会長)は、国道220号の宮崎南バイパス沿線で2022年度の奉仕活動を実施した。宮崎・日南・都城・小林の各支部の会員が中心となり、作業場所の草刈りや耕転、はな菜の播種に汗を流した。
奉仕活動は、バイパスを通行するドライバーや歩行者、近隣住民に潤いと安らぎを与える癒しの空間づくりを目的に、協会の緑化啓発事業の一環として取り組んでいるもの。春夏秋冬、花を楽しみながら観光地や地域の文化に触れる「花旅みやざき365」にも貢献するなど、関係者から大いに喜ばれている。
20年以上にわたる協会の取り組みは各方面から高く評価され、17年度には「第1回美しい宮崎づくり知事表彰」の特別賞を受賞している。
今年の作業は10月13日と14日に実施。バイパス沿いの作業区間に於いて草刈りを行い、耕転やはな菜の播種を行った。協会理事の村岡慎一氏は、「県内外から訪れる人達が満開の花々で、少しでも心が和んで貰えれば」と期待を込めた。播種したはな菜は、プロ野球チームがキャンプインする来年2月にも見ごろを迎えるという。