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宮崎県サッシ協会

 一般社団法人宮崎県サッシ協会(松下良会長)は10月11日、宮崎市立大淀小学校で2022年度の「技術メンテナンス奉仕作業」を実施した。作業には、中央支部の会員企業12社から約30人が参加。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で、開閉しにくくなった窓やドアのメンテナンス作業に汗を流した。

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 メンテナンス奉仕作業は、30年以上前から毎年続けている主要事業の一つ。秋休み明けの登校日を前に、生徒や教職員が安心・安全で快適な学校生活を送ることができるよう、宮崎市内の学校施設を対象に、職能を活かした地域貢献活動として取り組んでいる。

 開始式で挨拶した松下会長は、将来の宮崎を担う子ども達に、しっかりと学んでもらうための教育環境を整えるため、コロナ禍の中でも続けてきた大切な活動であることを強調。感染対策や安全対策を徹底した上で、「子ども達の笑顔を思い浮かべながら、心を込めて作業にあたってもらいたい」と参加者に呼び掛けた。

 作業に先立ち参加者は、学校からの要望や事前に会員が行った点検結果を踏まえて作成したチェックリストの内容を確認。北校舎・中校舎・南校舎・体育館の各持ち場に分かれて、開閉しづらくなったドアや窓の状態を確認しながら、サッシの建付調整や戸車の交換、クレセント錠の取り替え、窓ガラスの交換などを手際よく行った。

 同校の教諭は、「経年劣化に伴い、子ども達では開閉が困難なドアや窓もある。このような機会を設けていただき、とてもありがたい」と感謝の意を示し、「今日の作業の模様や皆さんの思いを子ども達に伝えたい」と話した。作業に立ち会った宮崎市教育委員会学校施設課の担当者も、協会の献身的な活動に感謝していた。