西米良橋の日実行委員会は、8月3日~5日にかけて西米良村内の村所橋で「橋の日」イベントを実施した。「かりこぼーずのピカピカ大作戦」と銘打って、3日には村内の建設業者や行政職員、ボランティアセンターの連絡協議会員ら30人が参加し、早朝から村所橋の側道橋の清掃作業に心地よい汗を流した。
同実行委員会が取り組む「かりこぼーずのピカピカ大作戦ー西米良橋の日活動ー」は、建設産業の課題解決や社会資本の整備及び維持管理等に関する研究・活動を支援する公益財団法人宮崎県建設技術推進機構の助成事業に採択されている。
当日は、歩行者や自転車が利用する側道橋の高欄にこびりついたさびや汚れを、洗剤やブラシ、高圧洗浄機などを使って丁寧に洗い落とした。イベントの参加者は、「子ども達が通学する時の顔を思い浮かべながら、作業に取り組んだ。皆で協力して清掃を行い、綺麗に白くなった橋を見て感動した」と話した。
作業後には、地元の小中学生が橋をテーマに描き、園児が色を塗って完成させた絵を、側道橋の手すりに並べて展示した。子ども達が描いた絵は、8月4日~5日に村所橋、8月6日~8日にJA西都西米良支所に展示。8月9日~21日には宮崎県企業局庁舎1階ロビーにも展示する予定だったが、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、中止する。