宮崎市域の造園関係者でつくる活動団体ひなた緑育会(増田光則会長)は、11月4日に宮崎市跡江の宮崎西環状線沿で道路美化活動を行った。作業に参加した会員約30人が、早朝からポケットパークや緑地帯の除草・剪定作業に汗を流した。
ひなた緑育会は、宮崎県造園緑地協会宮崎支部と日本造園建設業協会宮崎県支部の宮崎地区会員で構成するボランティア活動団体。宮崎県が管理する道路環境の保全等を目的に、宮崎土木事務所との協定に基き、定期的に活動を展開している。
具体的には、協定で定めた道路施設の点検等を年4回程度行っているほか、道路景観を常に美しい状態に保つため、例年、緑地帯の除草・剪定作業を2回程度実施している。
新型コロナウイルス感染防止対策として、作業は午前と午後の2回に分けて、参加者を分散させて実施。緑地帯を越えて道路・歩道部分にまではみ出したブルーパシフィックの剪定や伸びきった雑草の除去に取り組み、終了後には綺麗に整理された。
増田会長は、地域の素晴らしい景観を守り、創り、生かすことで、魅力ある地域づくりを推進する「美しい宮崎づくり」の趣旨を踏まえた上で、今後も地域の造園業が力を合わせながら、活動を継続していく考えを示した。