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宮崎県建築協会 2021年度の安全表彰式

 一般社団法人宮崎県建築協会(松本純明会長)は10月22日、宮崎市の建友会館で2021年度の安全表彰式を開催した。現場の安全衛生に対する取り組みが特に顕著だった会員企業の技術者5人の努力を称え、松本会長から表彰状と記念品が贈られた。

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 安全表彰(個人賞)は、会員企業の従業員の中から、常に安全活動を活発に実践し、事業場等の災害防止に努め、安全水準の向上に功績のあった個人に対する表彰を行い、合わせて協会会員の安全意識の高揚を図ることを目的に実施しているもの。

 例年10月に開催している協会の安全衛生推進大会で行っているが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、昨年度に続いて今年度の大会も中止したため、感染症対策を講じたうえで、役員と受賞者の少人数で表彰式のみを執り行った。

 表彰式で挨拶に立った松本会長は、長年にわたって安全に十分に配慮し、事故のない現場運営を続けてきた受賞者の努力に敬意を表するとともに、「今後とも皆様方には、安全衛生に十二分に配慮した現場運営を続けていただきたい」と呼び掛けた。

 表彰では、今年度の表彰を受賞した▽児玉優二氏(松本建設株式会社)▽清水繁文氏(神崎建設工業株式会社)▽木脇大地氏(株式会社桜木組)▽鈴智彦氏(吉原建設株式会社)▽川﨑昭弘氏(株式会社戸髙コーポレーション)―の5人に、表彰状と記念品を贈った。

 戸髙コーポレーションの川﨑氏は、「栄えある賞をいただき嬉しい。安全は一人ではどうにもできず、会社のスタッフや協力会社の支援があってこそ。周囲の協力に感謝しながら、今後も安全で快適に働ける環境づくりに努めていきたい」と意気込みを語った。