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宮崎県法面保護協会

 一般社団法人宮崎県法面保護協会(工藤勝利会長)は1月29日、宮崎県総合運動公園内のサンマリンスタジアムで、2019年度のボランティア活動を実施した。プロ野球チームが春季キャンプに訪れる同スタジアムを、選手や観客に気持ち良く使ってもらおうと、会員企業の職員ら約80人が参加して清掃作業に取り組んだ。

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 宮崎県法面保護協会では、1997年の社団法人化を契機に、公益団体としての社会的責任を果たす観点から、地域貢献活動を積極的に展開している。これまでに、養護学校の図書購入費助成や福祉関係団体への寄付、公共施設の清掃作業などに取り組んでおり、サンマリンスタジアムの清掃作業は今年で11年目を迎える。

 作業当日、開始式で挨拶に立った工藤会長は、会員の専門的な知識や技術を生かした当該活動の意義を強調。「施設を利用するアスリートやキャンプを観に来られる県内外の多くの方々に、気持ちよく施設を利用していただき、また来たいと思ってもらえるよう、安全第一で心を込めて作業にあたって欲しい」と呼び掛けた。

 宮崎県宮崎土木事務所の西田員敏所長は、協会の活動がスポーツランドみやざきのブランド力向上に繋がっていることを強調。各地で頻発する自然災害を踏まえ、災害対応への協力や連携強化も求めた。施設を管理する宮崎県スポーツ施設協会の入倉俊一事務局長は、長年にわたる協会の献身的な活動に感謝と敬意を示した。

 総務広報委員長の西條隆雄氏が作業内容や注意事項を説明し、参加者は各自の持ち場で作業を開始。移動式足場を使って梁上部に散乱した鳩糞の除去やバードレスマットのメンテナンスを行ったほか、スタンド内の客席の拭き上げ、通路の清掃、記者室前の窓拭きに協力しながら取り組み、球場内は見違えるように綺麗になった。