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一般社団法人宮崎県警備業協会

 一般社団法人宮崎県警備業協会(福田保会長)は9月21日と22日の2日間、宮崎市の宮崎県技能検定センターで「施設警備業務2級特別講習事前セミナー」を開催した。講習には県内外の各地から警備業従事者39人が参加。熟練講師の指導のもと、施設警備に必要な関係法規や基本動作などを熱心に学んだ。

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 施設警備業務検定は、研究施設等の入出管理や施設内での事故の発生を警戒・防止するために必要な知識と能力を問うもの。昨年9月に行われた特別講習では、受講者43人中34人(約81%)が合格するなど、大きな成果が形となって現れている。施設警備業務2級の検定資格試験(特別講習)は28日~29日に行われる。

 当日の座学では、施設警備業務を適切に遂行するために必要な法令等を担当者が説明し、模擬試験を実施。実技では、施設警備業務に必要となる基本動作を学んだほか、出入管理や自火報操作の現場を再現したセットで指導が行われ、受講者は指導内容を体に叩き込むように、一連の動作を確認しながら繰り返していた。

 担当講師の歌津公博氏は、「施設警備の仕事は需要も多く、将来のニーズも高まっている。試験合格へ集中して取り組んでもらい、今後の業務に役立ててほしい」と話した。