都城地区建設業協会青年部(櫻木博文部長)は8月2日、都城市立高城小学校で2019年度の奉仕活動を実施した。青年部員約40人が参加した今年度の活動では、早朝から校内の樹木の剪定や駐車場の整地等に大粒の汗を流しながら取り組んだ。
青年部の地域貢献活動の一環として、学校施設を対象に毎年取り組んでいるもの。挨拶で櫻木部長は、部員が生き生きと楽しく、笑顔で作業を行うことが建設産業の魅力発信に繋がることを期待し、「感謝の気持ちを持って取り組もう」と呼び掛けた。
真夏の強い日射しが照りつける中、参加した青年部員は互いに協力しながら、高所作業車を使用して敷地外にはみ出した高木の枝の伐採及び撤去に取り組んだほか、水はけが悪くなっていた遊具部分の排水路(重機での土側溝)と駐車場の整地を行った。
櫻木部長は、学校関係者やPTAも人手不足に悩み、予算上の制約もあって校内の環境整備がままならない現状を踏まえ、「子ども達が安全・安心な学校生活を送ることができるよう、地域に根ざす建設業の技術を活かして地域に貢献できれば」と話した。