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旭建設 日向でドローンレース大会

 日向市の旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役)は1月27日、第2回ドローンレース大会「Asahi Cup 2019」を日向市文化交流センターで開催した。前回と同じ目視型レースに加え、公認レースとして県内初となるFPVレースの2部門に16人の選出が出場。大勢の観客が見守る中、楽しみながらドローン操縦の技術を競った。

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 地域振興及び発展に向けた社会貢献活動の一環として、多数の企業の協賛を得て開催したもの。開会式で挨拶した黒木繁人大会会長は、「1回目のドローンレース大会も好評だった。今大会も更に盛り上げていきたい」と述べた。

 午前中に行われたドローン体験会には、レースの参加者に加え、大人から子どもまで幅広い世代の来場者ら約30人が参加。スタッフに操縦方法等を教わりながら、悪戦苦闘しながらもドローンの操縦を楽しんだ。

 午後から行われたレースは、未経験者も参加できるノーマル(目視)部門とヘッドセットを身に着けた操縦者がドローン視点で操作するFPV部門で開催。LEDライトで鮮やかに彩られ、ショベルゲートやトンネル等の障がい物が配置された特設コースに於いて、予選では制限時間内の飛行距離を、決勝では規定周回のスピードを競った。

 レース中には、スペシャルゲストとして招かれた一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)の横田淳副代表理事、国内外のレースで数々の優勝実績を持つ株式会社ミスターフュージョン所属の岡聖章氏が見所などを解説した。各部門の優勝者と両氏によるエキシビジョンマッチも行われ、巧みな操縦技術に観客は魅了されていた。

 レースに参加した子どもは「初めてのドローンでコントローラーの操作が難しかったけど楽しかった。いい思い出になった」と笑顔で感想を述べた。

 大会ではこのほか、Asahi Cup 2019デザイン表彰式も行われ、大会を記念して作成されたスタッフTシャツとトートバッグをデザインした宮崎県立佐土原高等学校産業デザイン科の谷口千織さんと柴充紀さんに対し、黒木大会会長から表彰状と記念品が贈られた。