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宮崎県造園緑地協会 奉仕作業

 一般社団法人宮崎県造園緑地協会(松浦龍次郎会長)は10月16日、宮崎市の国道220号線バイパス沿で2019年度の奉仕作業を実施した。宮崎・日南・都城・小林の各支部の会員が中心となり、はな菜の播種作業や周辺の草刈り作業に汗を流した。

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 ドライバーや歩行者、近隣住民に潤いと安らぎを与える癒しの空間づくりを目的に、協会の緑化啓発事業として取り組んでいるもの。春夏秋冬、花を楽しみながら観光地や地域の文化に触れる「花旅みやざき」にも貢献し、関係者から喜ばれている。

 20年以上わたる取り組みは各方面から高く評価されており、17年度には、県内で美しい宮崎づくりに取り組む個人や団体を対象に、その功績が顕著であると認められる活動を表彰する「第1回美しい宮崎づくり知事表彰」の特別賞を受賞した。

 作業当日、参加した約40人の参加者は手順や役割を確認し、播種と草刈りの各班に分かれて作業を開始。前日までに耕運を済ませたバイパス沿いの区間(約1㎞)に、菜の花の種や肥料を播いたほか、周辺に生い茂った雑草の除去作業に汗を流した。

 秋の訪れを感じさせる心地よい青空の下、参加者は協力しながら慣れた手つきで作業を進め、早朝から行われた作業は午前中で終了した。今回の作業で播種した菜の花は、プロ野球チームがキャンプインする来年2月にも見ごろを迎えるという。

 同協会の公益事業部に所属する濵砂健三理事は、宮崎県や市町村、関係団体、県民が一体となって取り組む美しい宮崎づくりに向けた活動の一環として取り組んでいることを踏まえ、「美しい道路景観を楽しんでもらえれば」と期待を込めた。