宮崎安全施設事業協同組合の青年部が主体となり、20日に宮崎土木事務所管内の主要地方道日南高岡線で平成29年度「清掃奉仕活動」が実施された。作業には14人の青年部員らが参加し、道路脇に設置されたガードレールの清掃に汗を流した。
道路標識や道路表示、案内標識、ガードレール、カーブミラーなどの交通安全施設を専門に施工する業者で組織する同組合では毎年、青年部が主体となり、県内一円で交通安全施設の点検や清掃などの奉仕作業を実施している。
作業当日、道の駅田野で早朝から行われた出発式では、組合の迎敦雄理事が挨拶。同活動が組合員の仕事に直結する、意義ある活動であることを強調すると共に、車両が走行する中での作業であることを踏まえ、安全第一の作業実施を訴えた。
作業は道の駅田野を中心に、田野側から日南方面に向けて実施。清掃車と人力の2班に分かれて実施。人力班は高圧洗浄機やデッキ、ブラシを使ってガードレールの汚れを拭き上げ、終了後には対象区間は見違えるように綺麗になっていた。
青年部技術事業委員会の外山真澄委員長は、「安全施設を専門に施工する業者として、道路に関する様々な地域貢献活動を展開している。当組合の活動によって道路を利用される方々が安全・安心に通行できるようになれば嬉しい」と話した。
奉仕作業の参加企業は次のとおり(順不同)=暁建業、アクティブ、大坪建設工業、九州ジスコン、九州道路サービス、山王道路機工、トーアメンテナンス、道路施設工業、積水ヒノマル、南九州みかど、宮崎ライン工業。