平成30年7月豪雨(西日本豪雨)で被災した地域の早期の復旧及び復興に役立ててもらおうと、宮崎市塗装業協会の堂地隆一会長ら7人が8月7日に宮崎市役所を訪ね、総額50万円の義援金を戸敷正市長に手渡した。義援金は宮崎市が受領し、日本赤十字社を通じて被災地に届けられる。
会員企業全社の総意として寄贈されたもの。市長室で行われた贈呈式には、堂地会長のほか、会員を代表して緒方克則副会長、平野均氏、後藤正樹氏、谷口真樹氏、平原勝利氏、園田龍男相談役が出席し、堂地会長が戸敷市長に目録を手渡した。
戸敷市長は、市発注工事への対応や積極的な社会貢献活動など、協会の取り組みに感謝の意を示すとともに、西日本豪雨で甚大な被害が発生していることに言及。市も職員を派遣するなどの対応を図っている中、「いただいた義援金によって、地域が早期の復旧・復興を果たすための支援になれば」と期待を込めた。
堂地会長は「大切な家族を失った方、家を失った方が多数おられるほか、未だ多くの方々が避難生活を強いられている。我々も含めて思いを寄せている方々が全国に大勢いる。被災された方々が希望を持ち、前向きに生活を再建していくための資金として使ってもらえれば」と被災地への思いを語った。