宮崎県造園緑地協会宮崎支部(濵砂健三支部長)は7月24日、綾城周辺及び国富町八千代荘周辺で平成30年度の奉仕作業を行った。地域貢献活動の一環として毎年取り組んでいるもの。作業には宮崎支部に所属する総勢約40人が参加し、各施設周辺の樹木の剪定作業に汗を流した。
早朝から綾城駐車場で行われた開始式で、濵砂支部長は多数の会員の参加に感謝の意を示すとともに、「暑い中での作業となる。熱中症対策をしっかりと行ってほしい」と注意を促した。その後、高妻茂理事が作業手順や注意事項を説明し、各自作業場所に移動して作業を開始した。
綾城周辺では、前日に機械を用いて法面部分の樹木の剪定作業と薬剤散布を実施。当日は、トリーマーや刈り込みバサミを用いて剪定作業を行った。一方、国富町の八千代荘周辺では、高所作業車を用いた樹木の剪定や施設周辺の庭樹の剪定を実施。参加者は玉のような汗を流しながら、てきぱきと作業にあたった。
濵砂支部長は、約30年にわたって継続している奉仕作業に関して「県や関係機関、県民が一体となって推進する美しい宮崎づくりに向けて、地域の造園業が力を合わせ、できることに取り組むことが重要だと考えている。地域貢献活動として今後も継続していきたい」と意気込みを語った。