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宮崎県測量設計業協会

 一般社団法人宮崎県測量設計業協会(西田靖会長)は7月4日、宮崎市の県立宮崎農業高等学校で平成30年度「測量講習会」を開催した。当日は、協会会員企業の技術者ら20人が同校を訪ね、環境工学科2年生の生徒34人を対象に、実習を通じて正しい電子平板測量の手法などを直接指導した。

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 測量の意義や重要性に対する国民の理解・関心を高めるため、6月3日の「測量の日」に合わせて、全国各地で測量に関連するイベントが行われている。その一環として、宮崎県測量設計業協会では、測量技術者としての資質の向上や勤労精神の育成などを目的に、高校生を対象とした技術指導を毎年実施している。

 講習の開式で同協会の田中重男広報委員長は「本日は現場で活躍している測量のスペシャリストが指導を行う。実際の仕事で使う測量技術を肌で感じてもらい、皆さんに多くを学んでもらいたい」と挨拶。一方、同校の川越寛校長は「最新の機器を用いた実践的な学習になる。プロの技術だけではなく、仕事観や社会感を学び今後の進路選択に役立てて欲しい」と生徒達に呼び掛けた。

 実習では、会員企業の技術者が8班に分かれた生徒達に電子平板測量の手順を説明。生徒達は、使い慣れていない最新の機器に戸惑いを見せながらも、技術者の丁寧な指導のもと、器械マン・ミラーマン・電子平板の担当に分かれて校内建物等の実測を行い、計測したデータを基にCAD編集作業などに取り組んだ。

 田中広報委員長は「今後は、UAVを用いた測量やICT施工等に関しても生徒達に伝える機会を設けたい」と述べ、建設業に於ける担い手不足や測量技術の若年者への継承の重要性を踏まえ、「講習を通じて生徒の皆さんに測量の仕事や建設業の魅力、技術職としての重要性を知ってもらい、将来、我々の業界で仲間として働いてもらえたら嬉しい」と期待を寄せた。

 講習の参加企業は次のとおり(順不同)=▽国土開発コンサルタント▽大正測量設計▽九州工営▽ロードリバーコンサルタント▽南都技研▽共同技術コンサルタント▽晃和コンサルタント▽九州土木設計コンサルタント▽日測コンサルタント▽三協測量設計事務所▽西田技術開発コンサルタント▽外山測量設計コンサルタント▽小川測量設計コンサルタント▽真和コンサルタント▽大淀測量設計事務所▽海洋計画▽田中測量設計事務所▽建設コンサルタントナガトモ▽九州測地コンサルタント。