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くちきと栄巧会が安全大会

 株式会社くちき(朽木充嗣代表取締役社長)と協力会社で組織する栄巧会(菊池功会長)は7月14日、宮崎市内で平成30年度の安全推進大会を開催した。大会には同社及び協力会社の職員ら多数が参加。安全講話や安全宣言を通じて安全意識の高揚を図り、無事故・無災害の達成に向けた安全計画を着実に推進していくことを確認した。

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 挨拶に立った朽木社長は、「それぞれの事業場において一人の被災者も出さない」という基本理念の下、今年度から5箇年を計画期間とし、労働災害の減少や安全で健康的な職場環境の実現に向けて、国・事業者・労働者等の関係者が目指す目標と重点的に取り組むべき事項を定めた国の第13次労働災害防止計画について説明。

 フルハーネス型を原則とした墜落防止用保護具の使用の徹底や過重労働による健康障害防止対策、メンタルヘルス及びパワーハラスメント対策、副業・兼業への対応、危険の見える化による転倒災害の防止、熱中症の予防、化学物質や石綿による健康障害防止対策等に取り組むことを確認し、災害ゼロへ参加者一同の協力を求めた。

 安全講話を行った株式会社大気社九州支店宮崎地区工事作業所の坂元竜也所長は、昨年度の全産業及び建設業に於ける労働災害の発生状況や事例等を説明した上で、元請けと協力会社、作業所が一体となり、安全パトロールや作業員教育、基本作業手順の整備等の安全衛生活動に取り組むことが重要だと訴えた。

 熱中症予防に関する安全ビデオの鑑賞後、日高伸一氏(くちき)と日高資晃氏(雄飛工業)に安全表彰が贈られた。宮崎労働基準監督署の宮川雅行署長のメッセージを代読した大谷彰一郎常務取締役は、「今大会を契機に、職場における安全衛生活動が更に活発になり、労働災害の無い快適な職場形成を推進されることを祈念する」と結んだ。

 安全宣言では、参加者を代表して佐々木文博氏が「それぞれの立場に於いて労働災害防止の重要性について認識を更に深め、安全衛生活動の着実な実施を図り、一人ひとりが安全作業を心掛け、安全は一人ひとりが責任者であることを肝に銘じ、労働災害を絶対に起こさないことを誓う」と宣言文を力強く読み上げた。

 閉会の辞を述べた栄巧会の菊池会長は、「労働災害ゼロを目指し、協力会社も一丸となって、安全第一で安全対策に取り組んでいく。梅雨も明けて暑い日が続くが、自己管理をしっかりとして、熱中症にならないよう心掛けていこう」と呼び掛け、平成30年度の安全推進大会を滞りなく終了した。