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河北と協力会社 平成30年度安全推進大会

 株式会社河北(河野宏介代表取締役)は6日、都農町内で平成30年度の安全推進大会を開催した。大会には同社及び協力会社の社員ら約80人が参加。安全講話や安全優良施工表彰、安全宣言等を通じて、参加者一同は更なる安全意識の高揚を図った。

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 主催者挨拶に立った河野宏介社長は、大雨による災害・事故に対する注意を促したのち、労働災害の発生状況について言及。「統計を見ると労災事故は減少傾向にある一方で、死亡事故は増加している」と指摘したのち、「常日頃から朝礼等で安全対策の重要性を確認しているが、本日の大会を契機に気を引き締め直し『安全が最優先』である事を改めて再認識していただきたい」と挨拶した。

 続いて河野幸治専務取締役は、「弊社と協力会社の皆様が一丸となって安全活動に取り組んだことで、大きな事故もなく本日を迎えられた」と感謝の意を示したのち、「コミュニケーション不足が要因となり労働災害が起こるケースもある。大会後の懇親会の場を通じて、参加者の皆様が親睦を深めていただけたら嬉しい」と挨拶した。その後、同社の安全環境部の鬼塚正博部長が、安全ルールや現場内で行っている事故防止対策等について説明した。

 安全講話では、九州電力宮崎支社の小島和久氏による講演が行われ、過去3年間の労働災害発生状況について説明した。小島氏は、「労働災害発生要因の多くは決められた手順を守らない等、単純な不安全行動が原因となっている」と注意を促したほか、送電線付近で現場作業を行う際には必ず管理箇所へ連絡を行うよう呼び掛けた。

 このほか、明治労働安全コンサルタント事務所の富山明治氏が▽発注者から見た安全管理▽安全帯の改正▽熱中症による死傷災害の発生状況―等について講話を行った。富山氏は「宮崎の県民性である『てげてげ』の考え方を無くし、社員一人ひとりがどう動くべきか積極的に考えていかなければならない」と述べ、安全管理の徹底を促した。

 安全優良施工賞の表彰式では、安全優良施工に大きく貢献した2社として、土木部門では吉野建設(吉野幸弘代表取締役社長)、建築部門では松浦興業(松浦康雄代表取締役)に河野社長から賞状が贈られた。

 安全宣言では、協力会社を代表して兼松修二氏(兼松土木興業)が「地域の環境改善・安全衛生活動に積極的に取り組み、自分の体は自分で守るという安全の基本を改めて認識し『安全が最優先』の目標を達成するように努力する」と力強く宣言した。

 最後に、株式会社河北生コン事業部の石渕新二主任の発声に合わせ、「『安全が最優先』手順守って安全作業ヨシ」の安全スローガンを参加者全員で唱和し、平成30年度の安全推進大会を滞りなく終了した。