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高鍋町の岩切建設 平成30年度「安全大会」

 高鍋町の株式会社岩切建設(岩切洋代表取締役社長)と安全協力会(兒玉博昭会長)は6月29日、高鍋町内で平成30年度の「安全大会」を開催した。大会には同社及び協力業者の従業員が多数参加。安全表彰や安全パトロールの結果報告、安全講話、安全宣言を通じて、参加者一同は更なる安全意識の高揚を図った。

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 兒玉会長の挨拶で幕を開けた大会では、主催者を代表して岩切社長が挨拶。「平成29年度を無事故無災害で終えることが出来たのは、協力会の皆様の安全に対する意識、姿勢の賜物である」と感謝を述べた。一方で、「全ての業界に於いて人手不足が続き、厳しい労働条件が社会問題ともなっているが、それを理由に安全衛生活動が疎かになってはならない」と指摘した。

 岩切社長は、「これからの季節は熱中症等、労働災害が起こりやすい時期に入る。引き続き今年度も無事故無災害の達成を目指すために、今大会を契機に、労働災害防止の重要性を再認識し、誰もが安心して働く事の出来る安全な職場環境づくりに努めて欲しい」と呼び掛け、挨拶を締め括った。

 安全表彰では、事務所表彰を受賞した池田重機と重平建築、個人表彰を受賞した川越一史氏(クマモト工業)に岩切社長が表彰状と記念品を贈呈。受賞者を代表して川越一史氏は「本日の受賞を糧に、更なる職場の安全意識向上に努めていく」と謝辞を述べた。

 その後、日野靖徳常務取締役が平成30年度の災害発生状況及び安全パトロール点検結果を報告。災害を未然に防止するため、チェック事項に基づいて現場を是正したことなどを紹介した。日野常務は「不安全行動を起こさないためにも、快適な現場環境の維持に御協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 安全講話では、株式会社九南の安全品質管理部安全衛生教育担当の下薗浩二氏による「危険感受性と危険敢行性で事故防止」と題した講演が行われた。下薗氏は、「危険を危険と感じられる力が危険感受性であり、無意識に不安全行動を『やってしまう』傾向が危険敢行性である」と説明。「安全な作業を行うためには危険感受性を高め危険敢行性を抑制する事が重要である」と述べ、安全意識の更なる向上を促した。

 安全宣言で、建築課の東山昌平氏が「本日の大会を機に、安全の重要性を各自が深く認識し、一致団結して毎日の現場作業での無事故・無災害を目指すと共に、健康にも気遣い、明るい家庭・職場づくりに努めていく」と力強く決意を述べ、安全協力会の坂本昌毅副会長の言葉で、平成30年度の安全大会を滞りなく終了した。