株式会社マスジュウ(増田貴大代表取締役社長)と協力業者で組織するマスジュウ会(松下良会長)は6月27日、宮崎神宮会館で「マスジュウ会安全大会」を開催した。大会には、同社及びマスジュウ会の会員が多数参加。大会を通じて安全意識の高揚を図るとともに、無事故・無災害を達成することを固く誓った。
松下会長は、企業に於ける安全管理の重要性を説き、「全員の力を合わせ、職場に潜む危険要因を除去し、労働災害の防止に取り組まなければならない」と強調。「熱中症等の対策を講じる上で、家庭や社内のコミュニケ―ションを充実させ、互いに体調を確認し合い、安全第一で業務に取り組んでほしい」と呼び掛けた。
増田社長は、建設業の労働災害で最多を占める墜落・転落災害に対して特に注意を促すとともに、「万が一、自身が労働災害を起こした場合、家族や会社がどういった事態に陥るかを考えてもらいたい」などと問いかけ、「本日の大会を契機に、気持ちを新たにして、緊張感を持って毎日の作業を行ってもらいたい」と呼び掛けた。
安全表彰では、無事故・無災害を達成した▽双葉工業▽岩佐工業▽増田鉄筋▽西日本アルミ建材▽オーゾノ建材―の5社に、松下会長から表彰状と記念品が贈られた。
その後、マスジュウ工務部建築課の黒木基博課長が事故事例や発生要因、再発防止策について説明。参加者全員で「これだけは守ろう基本ルール17ヶ条」と「協力会社の事業者責任」と題した労働安全衛生DVDを鑑賞し、不安全行動を起こさないために現場内で守るべきルールや危険箇所、注意点等を再確認した。
安全唱和では、マスジュウ工務部の串間信男次長の「無事故・無災害を目指して頑張ろう」の発声に合わせて、参加者全員で「頑張ろう!」を三唱。全員で労働災害の撲滅を誓い、安全大会を滞りなく終了した。