日向市の旭建設株式会社(黒木繁人代表取締役)は５月３０日、日向市駅周辺で「日本を掃除しよう！５・３０(ゴミゼロ)運動」を実施した。作業には、日向市の十屋幸平市長や地域住民、社員ら約６０人が参加し、道路周辺のゴミ拾いなどに汗を流した。
ＮＰＯ法人日本を美しくする会では、掃除という市民活動を通じて日本人の美徳を取り戻そうと、５月３０日を「ゴミゼロ運動の日」と位置付け、全国一斉清掃活動を展開している。同社もその趣旨に賛同して活動を行い、今年で６回目を数える。
作業当日の早朝、参加者は日向市駅西口ステージに集合。開会式で挨拶に立った黒木社長は、ゴミをひとつ拾えば街がひとつ綺麗になり、「このひとつ拾うという勇気が大切だ」と強調。参加者一同の協力を得ながら、運動を継続していく考えを示した。
十屋市長は「ゴミゼロの日を広く知ってもらえるよう啓発し、日向市が綺麗になることに心掛けたい。皆さんと一緒に日向のまちを綺麗にしよう」と呼び掛けた。その後、作業手順や注意事項について説明があり、参加者は各班に分かれて作業を開始した。
作業は１時間程度かけて行い、参加者は大粒の汗を流しながら道路沿いに落ちている空き缶やペットボトルなどのゴミ拾いを拾い集めた。作業終了後には辺りはすっかりと綺麗になっていた。