地域貢献活動の一環として、一般社団法人宮崎県建築協会は11月24日、宮崎市内の街頭で募金活動を行った。活動には青年部会(投山治部会長)を主体とする約30人のメンバーが参加し、通行人や買い物客らに募金への協力を呼び掛けた。
青年部会では、会員の更なる団結と社会貢献に対する意識の向上などを目的に、年間を通じて積極的にボランティア活動に取り組んでいる。毎年恒例の募金活動は、同協会が宮崎市のボランティア団体に加盟していることから実施された。
参加者は3つのグループに分かれて、人通りの多い宮崎市街地の商業施設前で募金活動を開始。冷たい風が吹き抜ける師走の寒空の下、「募金活動にご協力ください!」と街行く人々に声をかけ、積極的な呼びかけにより多くの募金が寄せられた。
青年部会の投山部会長は、「地域に貢献する建設企業としての役割を果たす一方、業界のイメージアップや部員間の交流促進も兼ねて活動を行っている。寄せられた多くの善意を困っている方々のために使ってもらえれば」などと話した。
当日の夜には懇親会も開催。挨拶で投山部会長は、元号が代わる新年度も積極的な活動を行い、会員企業及び協会の健全な発展を目指すとともに、合同研修会を行っている熊本・鹿児島両県の事業に参加するなどして、スキルアップを図る考えを示した。
来賓として招かれた宮崎県建築協会の増田秀文会長は、協会の実行部隊である青年部会の更なる活躍に期待を寄せた。会には、片地昭次副会長や事務局、女性技術者の会(チームラポール)のメンバーも参加し、会食や歓談を通じて互いの絆を深めた。