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国交省延岡が安全大会

 国土交通省延岡河川国道事務所(田浦峰星所長)は10月17日、延岡市内で平成30年度の安全大会を開催した。同事務所管内で建設工事や業務委託を請け負う受注者及び発注者など約120人が参加。講話等を通じて安全意識の更なる高揚を図った。

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 管内に於ける公共工事事故「ゼロ」を目指す延岡河川国道事務所は、安全対策の見直しや安全管理に対する意識の高揚を図るため、公共工事を施工する関係者を対象とした安全大会を毎年開催している。

 大会では、主催社を代表して挨拶に立った田浦所長が「皆さんには日頃から安全第一で作業に取り組んでいただいている。本日の安全大会を契機として、更なる安全衛生対策の徹底に取り組んで欲しい」と呼び掛けた

 延岡労働基準監督署の藤本覚安全衛生課長は、建設業における労働災害防止をテーマに講演。延岡警察署交通課の岩切孝彰警部補が交通事故の防止、NTTインフラネット宮崎支店の黒木正人課長が通信ケーブル事故防止についてそれぞれ講演した。

 九州地方整備局企画部の田平秀樹技術管理課長補佐は、事故の現況と安全対策について事例を交えながら解説。施工業者の現場内安全対策事例として、宮崎10号財光寺地区改築工事で監理技術者を務める矢野建設の安藤康夫氏が取組内容を発表した。

 八作建設の田口勝彦氏が安全宣言を読み上げ、「人命尊重の基本理念のもと、労働災害防止に全力で取り組む。受注業者・協力業者がそれぞれの責任を自覚し、責務を全うする。現場から労働災害を無くし、安心して働ける魅力ある建設業界を目指す」と誓った。