宮崎安全施設事業協同組合の青年部が主体となり、10月20日に西臼杵支庁管内の県道7号緒方高千穂線で平成30年度の「清掃奉仕活動」を行った。作業には12人の青年部員らが参加し、道路脇に設置されたガードレールの清掃に汗を流した。
道路標識や道路標示、案内標識、ガードレール、カーブミラーなどの交通安全施設を専門に施工する企業で組織する宮崎安全施設事業協同組合では毎年、青年部が主体となり、県内一円で交通安全施設の点検や清掃等の奉仕作業に取り組んでいる。
作業前に行われた出発式で挨拶した迎敦雄理事は、当該活動が組合員の仕事に直結し、県民の安全・安心につながる有意義な活動であることを強調。車両が走行する中での作業であることを踏まえ、安全第一で作業を行うよう参加者に注意を呼び掛けた。
作業区間は、県道7号緒方高千穂線内の高千穂町岩戸~三田井までの約5㌔。参加者は清掃車と人力の2つの班に分かれて作業を開始し、人力班は高圧洗浄機やデッキ、ブラシを使って、汚れや苔がこびりついたガードレールを綺麗に拭き上げた。
青年部技術事業委員会の春山信一委員長は「安全施設を専門に施工する者として、道路に関する様々な地域貢献活動を展開している。道路を利用される方が安全・安心に通行でき、観光される方にも綺麗なまちだと思っていただければ嬉しい」と話した。
奉仕作業の参加企業は次のとおり(順不同)=暁建業、アクティブ、大坪建設工業、九州ジスコン、九州道路サービス、山王道路機工、積水ヒノマル、道路施設工業、南九州みかど、宮崎ライン工業。