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建築とガスを語る集い

 宮崎ガス株式会社、宮崎液化ガス株式会社、株式会社宮崎ガスリビング(いずれも橋口光雄代表取締役社長)が主催する第45回「建築とガスを語る集い」が、多数の建設関連団体の講演のもと、10月12日に宮崎市内で開催された。イベントには多くの業界関係者が参加し、エネルギーサービス事業などに関する講演内容に耳を傾けた。

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 建築とガス事業を取り巻く最新の動向等を紹介し、これに対する知識や理解を深めるとともに、業界関係者が交流を図る場として宮崎ガスグループが毎年開催しているもの。宮崎県内及び宮崎市内の多数の建設関連団体が後援した。

 講演では、宮崎ガス宮崎支店特需課の星原太志氏が「エネルギーサービス事業への取り組み」と題してエネルギーサービス事業の概要などを説明。省エネ・高効率システムの導入に加え、適切な運用・フォローによりトータルでのコストメリットを実現できることなどを、具体的な採用事例を交えて分かりやすく紹介した。

 当日はこのほか、元タカラジェンヌの堀内明日香氏が「宝塚100年の歴史から学ぶ組織作りと人材育成の本質」と題して記念講演を行い、宝塚時代の自身の経験談を交えて、人が輝き、組織が活きる心と身体の磨き方を紹介した。講演後には懇親パーティーが開かれ、会食や談笑を通じて参加者同士が親睦と交流を深めた。

*エネルギー供給の防災体制を強化

 イベントの開会に先立ち、主催社を代表して挨拶に立った橋口社長は、北海道胆振東部地震に於いて道全域がブラックアウトの状態に追い込まれたことに言及。「想定外の出来事が実際に発生してしまった」と延べ、「個人としての備えのほか、エネルギー供給面に於いても多元化やベストミックスで災害に備えるべき」と持論を展開した。

 橋口社長はこのほか、旭化成株式会社が延岡市の石炭火力発電所を天然ガス火力発電所に更新するにあたり、宮崎ガスを含む合弁会社がインフラ整備や施設の運営を行うことを説明。LNGタンクやガス導管、内航船受入設備等を備えた基地局を整備することで「災害時輸送のリスクヘッジにもつながる」などと防災に対する姿勢を見せた。