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警備業協会がセミナー

 一般社団法人宮崎県警備業協会は10月20日、宮崎市の宮崎県技能検定センターで「交通誘導警備業務2級特別講習事前セミナー」を開催した。県内各地から警備業従事者53人が参加し、交通誘導警備に必要な関係法規や基本動作等を熱心に学んだ。

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 交通誘導警備業務2級検定は、工事現場等で交通事故の発生を警戒・防止する業務を実施するために必要な知識と能力を問うもの。今年4月に行われた特別講習では、受講者60人中43人(71.7%)が合格するなど、大きな成果を上げている。

 20日に行われたセミナーでは、交通誘導業務を適切に遂行するために必要な法令等について熟練講師から説明があり、5つのグループに分かれて交通誘導警備業務に必要となる基本動作のほか、素手による後進誘導要領等について指導が行われた。

 受講者は指導されたことを体に叩き込むように、一連の動作を確認しながら繰り返していた。主任講師を務めた歌津氏は「人員の確保が警備業における喫緊の課題。教育活動を通じて優秀な人材を育成するなど、業界全体で盛り上げていきたい」と話した。