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日向市の旭建設 大王谷学園で「トイレ掃除に学ぶ会」

 日向市の旭建設株式会社(黒木繁人社長)は9月26日、日向市立大王谷学園(橋本愼朗校長)で「出前授業」を行った。よのなか教室の一環として、黒木社長と同社社員22人が同校を訪ね、中等部7学年94人を対象に、同社が取り組む「トイレ掃除に学ぶ会」の意義や内容を説明し、掃除のポイントなどを指導した。

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 同社が取り組む「トイレ掃除に学ぶ会」は、人が嫌がるトイレ掃除に積極的に取り組むことで、謙虚さや感謝の心を身につける「心磨き」を目的として行われているもの。社員一同が賛同・実践すると共に、小中学校を中心とした出前授業を開講している。

 出前授業では、同校の児島健一教諭が黒木社長らの来校に感謝の意を示し、「トイレ掃除の仕方を勉強するだけではなく、掃除を通じて様々なことに気付き、学んでほしい」と生徒達に呼び掛けた。

 黒木社長は、ただトイレを掃除するのではなく、掃除に学ぶことの重要性を説明。「トイレ掃除が自分の心磨きとなり、良い習慣になっている。皆で参加してもらい、これからの人生で役立ててほしい」と挨拶した。

 生徒達は、各班のリーダーから掃除の手順や道具の使用方法について説明を受け、手に保護クリームを塗って作業に取り掛かった。社員の指導を受けながら、便器や手洗い場、水濾しなどにこびりついた汚れをスポンジやたわし等で磨き上げた。

 参加した生徒は「はじめは大変だと感じたが、汚れが落ちて綺麗になると嬉しくて楽しくなった」「家でも実践しようと思う」などと笑顔で話した。