株式会社岡﨑組グループ会社の株式会社ひむか商事は30日、宮崎市内で「i-ConstructionとCIMの最新動向、今後の展望と対策」と題したセミナーを開催した。
各地から参加した技術者らが、建設現場の生産性向上を目的に国土交通省が推進するi-Constructionの最新動向などを熱心に学んだ。
国交省は、▽ICT技術の全面活用▽規格の標準化▽施工時期の平準化―を施策の柱とする「i-Construction」の推進に向けて、昨年3月にICT土工に関する実施方針や3次元データによる基準類等を整理。ことし5月19日現在、九州地方整備局管内では179件の現場でICT土工が稼働している。
30日に開かれたセミナーでは、工事検査サポートや工事成績アップコンサルティングなどの現場支援を手掛ける鎌田史郎氏が、i-Constructionに取り組むための環境整備について説明したほか、ドローンによる起工測量から3次元データの作成、設計・施工、検査に至る一連の流れ、現場の最新動向などを事例を交えて紹介した。
ひむか商事では7月以降も▽最新ノウハウ満載!創意工夫・社会貢献で工事成績アップ▽コンクリート構造物の劣化と維持・補修に関する知識▽優良工事表彰獲得のための建設マネジメントスキル向上▽工事成績の現状・対策と評点アップ手法の実例―をテーマとしたセミナーを順次開催する。
開催内容は岡﨑組のホームページで確認できる。セミナーに関する問い合わせ及び申し込み先は、ひむか商事セミナー事務局(電話0985-51-5393、FAX0985-54-2217)。