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宮崎市でガス展2017開催 多くの来場者で大いに賑わう 

 宮崎ガスグループが主催する第57回「ガス展2017」が、11月10日から12日までの3日間、宮崎市の宮崎中央公園メインモールで開かれた。イベントを楽しみにしていた多くの関係者や一般来場者が訪れ、会場は大いに盛り上がりを見せた。

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 宮崎ガスと宮崎液化ガス、宮崎ガスリビング、宮崎ガス総合サービスセンターが主催する同イベントは、ガスのエネルギーが生み出す心地良さや炎のある暮らしの温もり・楽しさを広く周知することを目的に、毎年開催されているもの。

 場内に設けられたガス展示機器コーナーとアウトレットコーナーでは、一流メーカーのキャンペーン商品やアウトレット商品などを特別価格で販売。人気商品を買い求めに来た来場者は、担当者の説明に聞き入り、目当ての商品を購入していた。

 一方、特設ブースでは、ガスを活用した最適なエネルギーの利用手法や、ガスを用いた家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム」、最新ガスシステム機器などを紹介し、担当者が各機器のメリットなどを説明した。

 場内には、新たに宮崎ガスグループに加わった株式会社キングによる高所作業車の搭乗体験が行われたほか、調理機器を用いた料理教室、都城高専の生徒が作成したロボットの操縦体験、ガスの安全・安心対策などを紹介する保安コーナーも設置。イベント広場では、園児による演舞やバルーンショー、ラジオ番組の公開生放送も行われた。

 ガス展2017は、11月17日~19日にイオン延岡店屋外特設会場、12月2日~3日に都城圏域地場産業振興センターでも開催される。問い合わせ先は宮崎ガスの各支店。

■親子木工教室や住まいの相談会を実施 ガス展会場内で住まいるメッセ

 県内の建築及び不動産関係団体や金融機関等で組織する宮崎県住生活協議会は、ガス展会場内で住まいの無料相談会「住まい・る・メッセ」を開催した。会場内に設けられた無料相談窓口や情報提供コーナーには多数の
来場者が訪れ、住まいに対する県民の関心の高さがうかがえた。

 12日に行われた住まいの無料相談コーナーでは、宮崎県建築士事務所協会の会員企業に所属する建築士や宮崎市の職員らが、住宅の耐震診断やリフォームに関する相談に応じたほか、弁護士が住まいに関する法律相談にも対応。特設ブース内で、カップルや夫婦らの相談に、各者が丁寧に応じる姿が見られた。

 会場内には、親子で楽しめるコーナーを多数開催。折り紙建築や、ストローを使った家作りによる耐震実験や補強を行うストローハウス作成、塗り絵コーナー等が開催された。情報提供コーナーでは、リフォームの進め方や実際のリフォーム事例についての資料が展示され、興味を持った来場者からの質問に担当者からわかりやすい解説が行われた。

 屋外の特設会場では、宮崎県建築業協会の会員らによる親子木工教室が開かれ、熟練技能者の指導の下、親子連れが多数参加し、オリジナルの木箱を製作する模様が見られた。このほか、アンケートの回答者を対象とした抽選会なども行われ、イベント会場は終日、大いに賑わいを見せていた。