延岡電気工事業協同組合青年部(岩田征巳部長)と延岡地区電気設備保守センター(片伯部剛代表)は９日、延岡市の緑ヶ丘地区で高齢者住宅を対象とした「電気設備無料点検」の奉仕活動を実施した。作業には両団体の加盟企業から１９社２４人の技術者が参加。家屋の漏電調査や器具の補修・交換作業に汗を流した。
両団体の地域貢献活動の一環として、毎年、延岡市内の各地区で取り組んでいるもの。作業に先立ち、岩田部長と尾口福成氏が作業上の注意事項を説明し、参加者は３班に分かれて高齢者宅に向かった。訪問先では、家屋の漏電調査や分電盤内端子増締、器具の補修や清掃作業に汗を流した。
訪問先の家主は「ひとり暮らしで交換や掃除等ができないので、皆さんに作業していただいて嬉しかった」と感謝の言葉を述べた。青年部の岩田部長は「ひとり暮らしの高齢者が増えてきている。電気工事や何か困っていることがあれば、地域密着の当組合に連絡してもらいたい」と話す。
なお、奉仕作業で使用された電設資材は、米良電機産業から無償で提供された。
奉仕作業の参加企業は次のとおり(順不同)＝▽伊東電気▽岩田電業▽内田電設▽かたかべ電気▽岸田電業▽黒木電業社▽修電舎▽西南電気▽髙橋電気商会▽中城電設▽中谷電気▽吉村電業▽松本電気工業▽橋倉電気▽旭進興業▽古川電気▽三桜電設▽工藤電業▽昭栄電業。