一般社団法人宮崎県造園緑地協会(村岡博会長)は12日、宮崎市の国道220号線・宮崎南バイパス沿で平成29年度の奉仕作業を実施した。会員企業から32人の職員が参加し、はな菜の播種作業や周辺の草刈り作業に汗を流した。
道路利用者であるドライバーや歩行者、近隣住民に潤いと安らぎを与える癒しの空間造りを目的に、本部事業として継続しているもの。春夏秋冬、花を楽しみながら観光地や地域の文化に触れる花旅みやざきの一助として、関係者からも歓迎されている。
作業に先立ち挨拶に立った村岡会長は、多数の会員の参加に感謝の意を示したのち、当該活動が長年に渡り美しい宮崎づくりに貢献している団体等を表彰する「美しい宮崎づくり大賞」の特別賞を受賞することを報告。受賞を励みに活動を継続していこうと参加者一同に呼び掛けた。
全員で作業手順を確認したのち、参加者は播種と草刈りの各班に分かれて作業を開始。前日までに耕運を済ませたバイパス沿いの区間を対象に、菜の花の種や肥料を播く一方で、周辺に生い茂った雑草の除去作業に汗を流した。
参加者は協力しながら慣れた手つきでテキパキと作業を進め、早朝から行われた作業は午前中で終了した。今回、播種した菜の花は、プロ野球チームがキャンプインする来年2月にも見ごろを迎えるという。