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宮崎県造園緑地協会

 国土交通省のガーデンツーリズム登録制度に宮崎市の「花旅365」が認定されたことを受けて、一般社団法人宮崎県造園緑地協会(松浦龍次郎会長)は、行政職員や地元のボランティアとともに、宮崎ブランドの花を使った花壇づくりに取り組んでいる。2月18日には宮崎市のこどのもくにで、27日には平和台公園で活動を行った。

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 ガーデンツーリズム登録制度は、地域の活性化を図るため、複数の庭園等の連携による魅力的な体験や交流を創出するための取り組みを登録・支援するもの。行政やNPO法人、関係団体・企業で組織する花ボラネットみやざき協議会が計画した「宮崎花旅365」は、宮崎市内の11庭園を通じて、宮崎の花の物語を紡ぐ旅を提供する。

 こういった取り組みをPRしようと、花ボラネットみやざき協議会では、シンポジウムやガーデナーによる勉強会、SNSを通じたフォトプロジェクトを展開。今月には、協議会に加盟する宮崎県造園緑地協会の会員や地域のボランティア団体、行政職員らとともに、こどものくにと平和台公園で宮崎ブランドの花壇づくりを行った。

 このうち、27日に平和台公園で行われた作業には、宮崎県造園緑地協会宮崎支部や宮崎県の担当職員、地元のボランティアなど約20人が参加。宮崎支部の西府隆行理事が、県内の育種家が独自に交配した「ラナンキュラス ラックス」や「宮崎ビオラ」などの特長を説明し、参加者が協力しながらレストラン周辺の花壇に植えた。

 宮崎県の担当職員は、宮崎花旅365の更なる周知を図り、構成庭園の魅力を向上させるために「地域住民や関係団体の連携が必要」と述べ、活動に対する支援と協力を呼び掛けた。一方で、西府理事は「花壇を宮崎ブランドの花々で鮮やかに彩り、県内外から構成庭園を訪れる人達に楽しんでもらいたい」と期待を込めた。