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宮崎地区電気工組青年部

 宮崎地区電気工事業協同組合の青年部(長友光広部長)は12月5日、宮崎市高岡町の児童養護施設さくら学園にイルミネーションを設置した。参加した青年部員約20人が園内の桜の木にLEDの電飾を設置し、色とりどりの電気の花を咲かせた。

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 さくら学園のイルミネーション設置は、青年部のボランティア活動の一環として毎年取り組んでいるもの。青年部が展開する学生交流会や奉仕活動等は高く評価されており、過去には全日本電気工事業工業組合連合会の全国大会でも表彰されている。

 宮崎中央ライオンズクラブの協賛のもと、参加者は事前に準備したLED照明を園内の桜の木に設置。配色が良くなるように設置箇所を工夫しながら、点滅式の電飾やすだれ型の電飾、サンタクロースや雪だるまの形をした電飾を丁寧に取り付けた。

 例年、夜間に開催している点灯式は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して中止したが、数人の青年部員が屋外に残り、建物内のベランダに集まった子ども達のカウントダウンに合わせて電飾に一斉に灯りが点され、大きな歓声があがった。

 子ども達は、幻想的な光の花を咲かせた桜の木に、目を輝かせながら見入っていた。長友部長は、「子ども達が喜んでくれるのが何よりも楽しみ」と話し、「地域のためになり、電気工事業に興味を持ってもらえる活動に今後も取り組んでいく」と話す。